介護の仕事は専門性の高さから技術やスキルなどが多く求められます。介護スタッフとして働く場が多いのがデイサービスです。働く上で一番大切な心構えは利用者に寄り添った介護に尽きます。利用者本位のサービスを提供するために、自分はどのような働きをすべきかを常に考える必要があります。
デイサービスでは、地域で暮らす様々な人が日々訪れそれぞれの時間を過ごします。自宅に継ぐ第二の居場所として日中の時間を過ごしてもらえるよう工夫が大切です。利用者個人のケアプランを前提に、利用者が「やりたいこと」に寄り添っていきましょう。心構えをしっかり持つことで、仕事にも前向きで携わることができます。
必要なスキルとしては、初任者研修修了〜実務者研修修了の資格を目安にしましょう。また、レクリエーションの知識などがあれば働き方の幅が広がるでしょう。
また、傾聴のスキルも備えておきましょう。認知症予防などで思い出話をしてもらうことも一案です。利用者が経験してきた生活や文化などの話を聞くことで、自分自身の生き方が広がるケースもあります。また、これまで生きてきた人生に共感することで、信頼関係の構築にも繋がります。
もちろんすべてのスキルを一度に習得してもしきれません。デイサービスでの仕事に携わりながら経験などを積んでスキルアップを図って行きましょう。毎日利用者に接するなかで、話術などのコミュニケーションスキルもどんどんと伸びて行きます。